その症状は、もしかしたら虫歯かもしれません
歯がしみる・痛む方は虫歯の疑いがあります。
以下の質問に該当するものがないか簡単なチェックをしてみましょう。
1. 今までに虫歯になったことがある
2. 歯に気になるざらつきがある
3. 間食したり、糖分を含む飲み物を摂取したりすることが、1日3回以上ある
4. 歯と歯が重なり合っている部分がブラッシングしづらい
5. 歯間ブラシやデンタルフロスは使っていない
6. 歯の色が濁っている
7. 冷たい物がしみる、またしみたことがあった
8. 歯が痛む、また痛んだことがあった
9. 歯に大きな穴があいている
チェックはいくつありましたか? 上記で1点でも該当するものがありましたら、虫歯の可能性があります。虫歯は早期治療が大事ですので、なるべく早く診察してもらいましょう。
名古屋市南区の歯科医院「スターデンタルクリニック」では最新治療を積極的に導入し、「治療をするのは当院が最後となるように」という気持ちで、取り残しや再発がないよう丁寧で確実な虫歯の診察・治療を行っています。
虫歯の原因
虫歯の直接的な原因は、お口の中に存在する虫歯菌(ミュータンス菌やラクトバチラス菌)です。
虫歯菌が食べ物の糖分を分解すると酸を出すと、ブラッシングができない部分などに歯垢(プラーク)が溜まっていきます。プラークをそのまま放置していると、虫歯菌の出した酸が歯の表面のエナメル質のカルシウムを溶かし始めます。これが進行し、虫歯となるのです。
虫歯は早期治療が大切です
虫歯は早く見つけるほど、簡単な処置や治療で済みます。ブラッシングのときに、歯の色の変化に気づいたり、冷たい物がしみたり、また痛みを感じるようなことがあったら、我慢しないでなるべく早く歯医者さんに行きましょう。
虫歯の進行段階と治療法
進行段階 | 症状 | 治療法 |
---|---|---|
C0 【ごく初期の虫歯】 |
歯の表面のエナメル質が溶け始め、白濁している状態です。痛みなどの自覚症状はありません。 | 適切なブラッシングやフッ素塗布によって治癒することがあります。 |
C1 【エナメル質の虫歯】 |
エナメル質がさらに溶け、黒ずんでいる状態です。まだ痛みはありませんが、冷たい物がしみることがあります。 | 虫歯になっている部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)を詰めます。 |
C2 【象牙質の虫歯】 |
歯の表面のエナメル質が溶け始め、白濁している状態です。痛みなどの自覚症状はありません。 | 適切なブラッシングやフッ素塗布によって治癒することがあります。 |
C3 【神経にまで達した虫歯】 |
象牙質のさらに奥の神経にまでおよんだ虫歯です。何もしなくてもズキズキと激しく痛むようになります。 | 神経を除去し、神経が入っていた管(根管)の内部を消毒して薬剤を詰める根管治療を行います。その上にクラウン(被せ物)を被せます。 |
C4 【歯根にまで達した虫歯】 |
歯の大部分が溶けてなくなり、歯根まで虫歯に侵されて、神経が死んでしまった状態。いったん痛みはなくなりますが、歯根部に炎症が起き、膿がたまると再びズキズキ痛みます。 | 多くの場合、抜歯が必要になります。抜歯後は、入れ歯やブリッジ、あるいはインプラントなどで失った歯の機能の回復を図ります。 |
お子さんにこんな癖はありませんか?~小児歯科~
お子さんの歯並びや顎の成長に悪い影響を与えてしまう癖があるのをご存知ですか?
「爪を咬む」「指をしゃぶる」「舌を歯に押しあてる」「唇を咬む」「頬杖をつく」などの癖があると、歯並びに悪影響を与えることがあるのです。
また、口呼吸をしていると口の中が乾いて殺菌作用を保つ唾液の分泌が少なくなり、虫歯ができやすい環境となってしまいます。ほかにも、食事の進みがとても遅かったり、食事を嫌がったりする場合も、お子さんのお口になんらかの異常や違和感があるかもしれません。
お子さんは、痛みや違和感を訴えることができません。お子さんを観察して気になる癖や兆候などありましたら、当院に早めにご相談ください。
小児歯科のメリット
乳歯はやがて永久歯に生え替わるからと、虫歯や悪い歯並びを放っておこうかと思っていませんか?
実は乳歯には、咀嚼だけでなく、後から生えてくる永久歯のスペースを確保するという役割もあります。乳歯を健康に保つことにより、大切な永久歯を正しい位置に導きやすくなるのです。
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成長を利用できる
成長期のお子さんの場合、下顎の前方への成長を促進させることによって、出っ歯のような咬み合わせを改善できることがあります。
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早い段階で歯並びに影響する癖を直すことができる
口呼吸や丸呑みなどの悪い癖を早期に発見できれば、小さい頃から正しいトレーニングの指導を始めることができます。それにより歯並びを整えるだけでなく、全身の健康にもつながります。
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もう虫歯にならないために
治療した歯は、もう虫歯にならないと思っていませんか? 治療した歯もまわりの歯同様、注意が必要です。ブラッシングなど毎日のケアを怠ると虫歯が再発する可能性があります。健康な歯を維持するために定期的検診を受け、虫歯を予防することが大切です。
院長よりメッセージ
虫歯は放っておいても治りません。そればかりか、どんどん悪化してしまいます。冷たい物がしみたり痛みが出たりしましたら、なるべく早く治療を始めるために、当院にご相談ください。
当院では最新治療を積極的に導入し、取り残しや再発がないよう丁寧で確実な虫歯の診察・治療を行っています。