神経の虫歯でも歯を残せる可能性があります
重度の虫歯で悩んでいませんか? 虫歯が進行して歯の神経にまで達した場合には、抜歯が必要になるケースがありますが、抜歯せずに歯を残すためにする治療に「根管治療」というものがあります。
根管治療は、歯の中の歯髄(歯神経や血管)が入っている細い管(根管)の中から、虫歯になってしまった歯髄を取り除き、内部を洗浄・消毒し、薬剤を詰める治療を行います。歯を抜かず、根管治療をして歯の根だけでも残すことができると、顎の骨が痩せてしまうのを最小限にとどめることが可能になり、お口の健康や歯列の維持に役立ちます。
精密な治療
当院では、まだ日本で導入が少ないマイクロスコープを採用した歯科治療を行っています。肉眼の約3~20倍まで拡大できるマイクロスコープを使用することで患部の状態をより正確に把握し、適切な治療を施すことができます。どんな小さな虫歯でも取り残しを減らし、予防へとつなげるためにもマイクロスコープは大きく貢献します。
これまで歯科医師による技術と経験に頼ることが多かった根管内部の汚れ除去、虫歯菌に冒された神経や血管をすべて取り除くような根管治療でも、マイクロスコープにより根管の深部まで拡大することができ、確実に汚れを除去することが可能です。
当院での根管治療の流れ
名古屋市南区の歯科医院「スターデンタルクリニック」の根管治療の流れをご紹介します。
当院では、最新治療を積極的に導入し、「治療をするのは当院が最後となるように」という気持ちで、取り残しや再発がないよう丁寧で確実な診察・治療を行っています。
1.神経の除去
虫歯菌に汚染され炎症を起こしてしまった歯の神経や血管を取り除きます
2.根管内計測
根管内を成形し、根管の深さを専用の器具で測ります
3.根管内洗浄
根管内をキレイに洗浄します
4.根管内消毒
根管内を消毒します
5.薬剤注入
根管内に細菌が入らないように、歯の根の先まで薬剤を充填し密封します
6.土台・被せ物の装着
歯の根に金属やグラスファイバーなどで土台を立て、その上にクラウン(被せ物)を装着します
神経の虫歯でも歯を残せる可能性があります
虫歯治療が終わった後は、再発を防ぐために定期検診の受診をおすすめします。お口の状態にもよりますが、1ヶ月に1度、予防歯科へ受診していただければ予防の効果は大きくなります。最低でも3ヶ月に1度は受診しましょう。
院長よりメッセージ
「なるべく歯を抜かない」これが歯科治療の大きな流れだと思います。相当進行してしまった虫歯を除き、なるべく抜歯をせず、根管治療で歯根だけでも残すのが当院のモットーです。他院で抜歯になると言われた方でもあきらめずに当院にご相談ください。あなたの歯は、まだ残せるかもしれません。